梨が
できるまで

12月~3月

600本の梨の木の剪定(せんてい)

分かりやすく言うと、梨の木の散髪です。
すべて手作業、枝の切り方でその年の梨、翌年の梨の実り方が決まる大事な作業です。

剪定と同時に木の誘引もしております

誘引とは紐などを用いて木の枝を支柱や棚に固定することです。誘引をすることで以下の効果があります。

・実つきをよくすることができる.
・外観を綺麗に整える.
・風通しや日当たりを良くすることができる.

4月

梨の花が満開のシーズンです!
梨の花に花粉をつける(交配)作業です。
600本の木に咲く真っ白な梨の花は緑の大地と青い空に包まれた最高の絶景ですよ。
摘蕾(てきらい)余分な蕾を摘むことで不要な養分の消費を防ぐことで花や果実を大きくします。
摘蕾作業が終わったら交配作業に入ります。
一つ一つの梨の花に丁寧に花粉を思いと共に付けていきます。

5月

梨の実が実ってきます。約20万個の梨の実をさまざまな角度、視点から全体の40%の8万個へ厳選していきます。
摘果は余分な果実を取り除くことで大きくて高品質の良い梨を収穫するためのとても重要な作業です。
選別された梨の実はどんどん大きくなります。約1ヶ月この作業は続きます。

6月

20万個から約8万個に摘果して選別された梨の実を一つ一つ丁寧に袋がけをします。
袋がけは梨を病気や害虫、自然災害から守るため、そして梨の実のより良い品質向上の為の大切な作業です。
健やかに大きくなって美味しくなれよ〜と思いを込めて一個ずつ、一個ずつ袋がけをします。

7月

梅雨が明け、実ってきました。

8月~11月

梨の状態を確かめながら収穫をしていきます。梨の品種によって収穫時期は異なります。梨の品種による収穫時期の一覧はこちらです。